バックナンバー(2022年10月)

菅野弘達のソーシャルメディアマーケティングお役立ちメルマガ

  • 2022.10.18 VOL.151

    菅野 弘達の気になるトピックス

    補助金・助成金活用のメリット、デメリット

    10月3日から第8回 事業再構築補助金の公募が
    はじまりました。数多くの補助金がある中で、
    この事業再構築補助金は、補助金額が1.5億円までと
    多額の補助が受けられるもので、毎回、多くの申請が
    出されますが、採択率は【通常枠】で36%くらいです。

    コロナ禍が続き、事業を持続させる。また、新たな
    事業に取り組むために、補助金が予算化されますが、
    申請書類の作成も大変だし、採択率も高くないので、
    補助金を活用しない企業が多いと思います。

    今回のテーマである補助金・助成金活用のメリット、
    デメリットについて、補助金、助成金を3度採択された
    自社の体験談をベースにお話したいと思います。

    2020年、コロナでまった仕事が止まってしまった年、
    初めて補助金の申請をしました。

    1)小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>100万円

    続いて、同じく2020年、東京都中小企業振興公社の

    2)非対面型サービス導入支援事業助成金 100万円

    そして、今年2022年、東京都中小企業振興公社の

    3)販路開拓サポート助成金 100万円

    以上、3つの補助金、助成金に応募して、全て交付決定
    しました。素晴らしい! これにはカラクリがあって、
    申請書は自分で書かず、補助金、助成金の申請を得意と
    する中小企業診断士の先生に、費用をお支払いして書いて
    いただきました。これを自身で50ページ以上もある公募
    要項を読んで、理解して書く時間も膨大となり、例え
    書けたとしても、採択される可能性は低いと思います。
    申請書をチェックする審査員は、大量の申請書を毎日審査
    するので、チェックするポイントがあって、それがどこか
    が分かっている専門家に依頼すれば、パスする確率は相当
    高くなるはずです。

    それでは補助金・助成金活用のメリット、デメリットを
    自身の経験から整理したいと思います。

    デメリット
    1)申請書類を書くのが大変
      → 専門家に依頼すれば乗り切れる
    2)見積書、依頼書、領収書の管理が大変
      日付のチェックが厳しい
     

    SNS・動画による顧客開拓、Oneポイントレッスン

    縦型・ショート動画、ビジネス活用術 シリーズ1:Instagramリール(第3回)

    今回は動画撮影プランニングを解説します。

    Instagramリールように15-90秒といった
    ショート(短尺)動画でも、撮影前にプラン
    ニングするのは、とても重要です。
    セミナーで動画関連で一番質問の多い内容は
    「頻度高く動画投稿していますが、視聴者が
    増えません!」というものです。
    そのご質問者に最初にお聞きするのは、
    「プラニングしていますか?」です。
    多くの質問者は、「プランニング?」と
    きょとんとされます。それはプランニングを
    せずに、何かいいテーマやトッピスがあった
    時に、動画を撮影してアップしている人が
    大半だということです。

    動画撮影プランニングには、2種類あります。
    1)長期プランニング
    2)1本の動画撮影プランニング

    1)の長期プランニングは、半年くらいの
    期間で、何を視聴者に訴えていくか?の
    プランニングです。

    2)は、1本の動画撮影の時に検討する
    プランニングで、構成案や台本作成と制作
    スケジュールのことです。

    今回は、1)長期プラニングについて解説します。
    動画撮影、投稿に慣れている人は、構成案や台本
    作成している方はいますが、そんな方でも長期
    プランニングされている方は、本当に少ないです。
    動画を投稿される方の目的は、集客、売上アップ、
    コミュニティー作りが主な目的と思います。
    その目的のために動画を撮影、投稿されるなら、
    長い期間で、ご自身のそきゅうしたい商品や
    サービスをどのように伝えていけば、視聴者の
    心を掴むことができるのかをマーケティングの
    視点で考える必要があります。その分析に役立つ
    のが
     

    読者の疑問にお答えする

    動画の編集ソフトですが、素人にも使えるソフト 何を買えばいいでしょうか?

    前号、弊社創立10年記念新聞に掲載した
    「お困りごと無料相談受付中!」に、
    上記、動画編集ソフトについてのご質問を
    いただきましたので、メルマガ読者の皆さま
    にもシェアさせていただきます。

    以下、3本をセミナーでご紹介しています。

    私のセミナー動画を撮影してくれている
    クリエーターの方の一番のお勧めは、1.です。

    1.「Viva Video」(無料、有料版あり)初心者
    オールマオティーのアプリ
    ① iPhone、アンドロイド、両方で使える。
    ② 多機能
    ③ エフェクトカメラ機能
    ④ スライドショー自動作成
    ⑤ アフレコ機能
    ⑥ テロップ、トランザクションなど
    ⑦ 好きなBGMを挿入可能

    2.「PocketVideo」中級者
    Yotuberの方が多く利用している
    ① スタンプ、フィルターが多種、多機能
    ② 操作は難しくないが、編集にこだわる人
      向けのソフトなので、メニューを理解する
     のに、少し時間が掛かると思う。

    3.「Adobe Premire Pro」上級向け
    動画編集ソフト、いきつくところはPremire.
    プロユースで、機能、性能のピカ一。
    但し、使い方は、セミナー等、実地で学ばないと
    使いこなせない。
    https://note.com/socialmedia_boss/n/n62b970371480

    (2022.10.18 Vol.8)

    ◆引き続きお困りごと受け付けています。
     ご質問お送り先:
     メール hkanno@arion.ocn.ne.jp 菅野宛
     
  • 2022.10.8 VOL.150

    菅野 弘達の気になるトピックス

    IT業界の気になるトピックスを10年振り返る

    創立した2012年まで、どんなことがIT業界で
    起こっていたのか? 10年を振り返ってみました。
    読者の皆さんは、いかがだったでしょうか?

    2012年
    1)Windows 8リリース
    2)iPhone 5発売
    3)LINE 8000万人突破
    *東京スカイツリー開業、山中教授ノーベル賞

    2013年
    1)NTTドコモ iPhone販売
    2)メガネ型端末「Google Glass」配布
    3)SNSでワルノリ投稿蔓延
    *オリンピック東京に決定、参院選自民圧勝

    2014年
    1)Windows XPサポート終了
    2)ベネッセ「進研ゼミ」等で個人情報漏洩
    3)iPhone 6発売
    *御嶽山大噴火と広島大豪雨で死者多数!

    2015年
    1)Windows 10リリース
    2)「Apple Watch」日本発売
    3)「Netflix」日本参入
    *日本人2人メーベル賞、日本ラグビー大躍進!

    2016年
    1)Windows 10 無償化
    2)iPhone 7発売
    3)サムスン携帯Galaxy、電池発火で回収騒動
    *熊本大地震、リオ五輪41個金メダル過去最高!

    2017年
    1)VR(仮想現実)話題に
    2)ドローン実証実験加速
    3)「ビットコイン」1年で20倍に!
    *藤井四段29連勝、桐生日本人初の9秒台

    2018年
    1)eスポーツ元年
    2)TikTok話題に
    3)仮想通貨コインチェック流失
    *羽生結弦金メダル、大阪なおみ全米オープン優勝

    2019年
    1)平成から令和改元対応
    2)YahooとLINE経営統合
    3)Yahoo、ZOZOを買収
    *「令和」に改元、消費税10%に

    2020年
    1)コロナでリモートワークに
    2)5Gスタート
    3)iPhone 9発売
    *コロナ緊急事態宣言、東京五輪延期

    2021年
    1)Clubhouse日本上陸
    2)LINEの個人情報漏洩
    3)Windows11リリース
    *東京五輪開催、大谷翔平メジャーMVP

    2022年の気になるトピックスはいかに?
     

    SNS・動画による顧客開拓、Oneポイントレッスン

    縦型・ショート動画、ビジネス活用術 シリーズ1:Instagramリール(第2回)

    前号から新規連載としてスタートしたのは
    Instagramリールのビジネス活用術。
    第1回は、その特徴、どこで見られるのか?
    を解説いたしました。
    第2回は、リールの作成のポイント、動画
    作成画面の解説をします。

    先ずは、リールの作成画面に行く手順。
    ホーム画面の上段の□+ボタンを押します。
    〔作成する〕というメニューがポップアップ
    します。
    その一番上のリールを押します。
    そうするとリール、動画作成画面が出ます。

    最初は、左側に各種設定ボタンがあります。
    上から
    ・音源(BGM)選定
    ・エフェクト(演出効果)
    ・動画の長さ(15、30、60、90秒)
    ・速度(.3×、.5×、1×、2×、3×、4×)
    ・レイアウト(画面分割)
    ・タイマー(撮影開始までのカウント、
          撮影時間)
    ・デュアル(カメラ)

    音源、エフェクト、動画の長さ...設定する
    ことが多くてビックリ!未経験者の方は、
    このハードルで前に進むことができない方が
    多いです。私も縦型ショート動画(TikTok)
    デビューが出来なかったのも、このハードル
    で立ち止まってしまいました。

    ビジネス交流会で知り合ったTiKTokコンサル
    タント、中国人二世の島田貴行さんの指導を
    受けながら一本目の縦型ショート動画を撮り
    ました。音源は流行りものを使い、エフェクト
    は単純なものからスタート。動画の長さは15秒、
    速度1×、レイアウトも1画面でシンプルに。
    ググって、「リールの撮影超入門」など
    テキストで読んでも、なかなかうまくいかない
    のが現実です。廻りにリールやTikTokをやって
    いる方を見つけて、直接指導を受けるのが
    一番、確実で早く身に付きます。

    今回の作成画面設定が出来ても、何を撮影
    するか決めていないと撮影できません。
    次回、動画撮影で最も重要な事前作業、
    プランニングについて解説いたします。